この事例の依頼主
60代 男性
相談前の状況
現時点で200万円以上の賃料を滞納している借主さんがいます。管理会社を通じた督促ものらりくらりとかわし、居座り続けて困っています。出来るだけ早く転居してもらい、ちゃんと賃料を払ってくれる人に貸したいです。また滞納賃料も可能であれば回収したいです。
解決への流れ
依頼してから3ヶ月で退去が実現しました。また滞納賃料も200万円を2回に分けて支払ってもらえました。これで新しい人に貸すことができます。
ご依頼後すぐに、借主に対し、賃貸借契約を解除する通知を送り、訴訟提起と同時に交渉も行いました。借主は退去することを非常に渋っていましたが、交渉を重ね、最終的には連帯保証人とも交渉し、任意退去し、滞納賃料も全額支払ってもらう形で合意することができました。賃貸事業を行っていく上で、賃料を滞納してしまう借主は一定の確率で発生してしまいます。裁判実務では3ヶ月以上賃料を滞納した借主は裁判で退去させることが可能ですので、3ヶ月以上滞納している借主がいる場合には、弁護士に相談することをおすすめします。また、3ヶ月に満たない場合でも、事実関係(現時点の滞納は3ヶ月分だが、これまで何度も滞納を繰り返してきた場合、迷惑行為や契約違反がある場合)次第では、退去を実現できる場合もあります。賃貸物件がマンション、戸建て、店舗や倉庫の場合、借主が亡くなったり行方不明になってしまった場合など、様々なケースに対応可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。