この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
相談者には子どもがおらず、老後の生活の不安(施設に入るだけの十分なお金はあるが、施設入所において保証人となってもらいたいなど)もあり、死後の処理について親戚を養子にしました。しかし、時間が経つにつれ、あまり顔を出すこともなくなり、疎遠になってきたようです。養子縁組を解消したいと相談に来られました。
解決への流れ
弁護士から、養子縁組解消についての書面を送付しました。その上で、相手方から施設の保証人の解除を求められました。相談者と話をしてその条件を受け入れることにより、養子縁組の解消をすることができました。また、相談者の今後のことについて、任意後見制度を利用するなどのアドバイスをしました。
養子縁組の理由には様々なものがあります。養子縁組も離縁ができないことはないので、どのようなことがネックとなっているのか、双方どのようなお気持ちなのかについて解きほぐしていくことが必要です。その上で、相談者の今後の生活についても任意後見制度を利用する、ホームロイヤー契約を締結するなどして、相談者の不安を解消することも提案いたします。