この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
相談者の前を走っていた車両が自損事故を起こし,そこに相談者の車両が衝突したという態様の事故で,相手方はこちらの過失が9割であると主張していました。
解決への流れ
交渉による解決は困難と判断し,訴え提起しました。取り寄せた実況見分調書をもとに,主張立証を行なった結果,判決ではこちらの過失が3割5分と認められました。
50代 男性
相談者の前を走っていた車両が自損事故を起こし,そこに相談者の車両が衝突したという態様の事故で,相手方はこちらの過失が9割であると主張していました。
交渉による解決は困難と判断し,訴え提起しました。取り寄せた実況見分調書をもとに,主張立証を行なった結果,判決ではこちらの過失が3割5分と認められました。
過失割合については,「別冊判例タイムズNo.38」という書籍に類型毎に記載されている過失割合を元に判断することが多いものの,この書籍の類型に当てはまらない事案もあり,そのような事案では,双方の過失の内容,程度について個別に検討する必要があります。訴えを提起し,主張立証を行なうことで,こちらの主張が(全面的とはいえないまでも)一定程度認められた事案です。